「as DocumentDB」の世界を指向する分野には、ほかにもフォーム入力がある。フォームから入力したデータを蓄積し、それを後から活用する場合を考えてみよう。そのようなことは簡単にできると思うかもしれない。しかし、それは錯覚なのだ。フォームは使っているうちにいろいろと改良を加えるべき個所が出てくると思うが、データを格納するデータベースが変更を容易に受け入れるか否かは分からない。リレーショナルDBでは設計の変更は手間の掛かる作業になり、しかも既存のデータとの互換性が失われる。これがXMLデータベースなら、データベースの設計変更は必要なく、古いデータも新しいデータもそのまま格納できる。フォーム入力は、XMLデータベースを使うことで使い勝手が大幅に向上する事例の1つなのである。
(www.xmldb.jpより転載)