製品概要

みなさまの企業内で保有し、活用されるデータの種類としては、以下のような様々なデータが存在しますが、主に「構造化データ」と「非構造化データ」の2種類に大別されるかと思います。その比率は、おおよそ「構造化データ:20%」「非構造化データ:80%」といった割合と言われています。

企業が保有し活用しているデータ

XMLデータベース「NeoCore」は、上記のような構造が一定ではない「非構造化データ」を、XML技術を用いることにより、データの格納に最適な”やわらかい”データを管理することができる、データベース・エンジンです。国内出荷ライセンス数は500ライセンスを超え、国内No.1シェア(富士キメラ総研調べ)のXMLデータベース(XML DB)です。

XMLデータはRDBでも管理することはできますが、「NeoCore」はXMLデータのハンドリングに特化しているだけではなく、RDBには無い様々な機能を搭載しています。したがって、「柔軟性の高いデータ管理」において、RDBでは実現不可能な水準のパフォーマンスを発揮する事ができる、柔軟性と拡張性に優れたデータベース製品です。

製造業の製品データやドキュメントに付随するメタデータなど、多様で変化しやすいデータをスキーマレスのXMLとしてそのままデータベースに格納する事ができるため、システム運用中のデータベースの変更コストを最小限に抑える事が可能です。

「NeoCore」の特長は、データ量やデータ構造に依らない「超高速の検索性能」(速い)、すべてのタグに対して自動的にインデックスをはる「フルオートインデックス機能」(カンタン)、XML形式のデータを柔軟に吸収できる「スキーマレス機能」(やわらかい)です。これらの特長は、ビジネスサイドからの要求によって発生する仕様変更に対して、システム側で即座に対応する事ができます。

「NeoCore」は、企業情報システムの中で仕様変更が頻繁に発生する情報系システムの開発・運用フェーズにかかるシステムエンジニアコストと時間を大幅に削減する事を可能にしました。また、「NeoCore」は、アプリケーション開発者向けの情報やノウハウが多数公開されているだけでなく、初級者向けのトレーニングメニューを取り揃えているため、技術者の入門用またはプロトタイプ構築用に最適なXMLデータベースです。

「NeoCore」の主な用途

ドキュメント管理に強い!

「NeoCore」は、XMLドキュメントを「そのまま」格納できるため、マニュアル・約款・規定集や教材などのドキュメント管理データベースに最適で、多くの導入実績があります。「内部統制による業務の明確化」や、「紙の電子化による印刷・配布・保管コストの削減」、「DTPなどの制作現場の業務改善」など、ドキュメント管理に関する課題を解決します。

「NeoCore」の強み カタログ「NeoCore」の強み 医薬文書「NeoCore」の強み 規定集「NeoCore」の強み 教材「NeoCore」の強み 論文「NeoCore」の強み 約款「NeoCore」の強み マニュアル

メタ情報の一元管理・検索に強い!

デジタルコンテンツの社内管理とユーザーへの提供サービス向上の実現での利用ケースがこれにあたります。

デジタルコンテンツの音楽、写真に作曲者、著作権者、収録日などのメタ情報を付加することで、社内用途ではコンテンツ管理として利用でき、デジタルコンテンツを再利用したいユーザーにとっては、付加されたメタ情報が検索キーワードとなり、効率良く目的のコンテンツにたどり着くことができるのです。

Webカタログや製造業の製品情報管理、電子カルテなどその応用範囲は多岐にわたります。

「NeoCore」のXML超高速検索機能

XMLを活用した新しい開発スタイル

アプリケーションの設計変更コストを削減する「NeoCore」

ビジネス環境がスピード化・多様化する中で、情報系システムの開発・運用フェーズで「仕様変更が頻繁に発生する」事は、もはや避けられない状況です。

ビジネスが変われば当然管理すべきデータも変わり、さらにデータを支えるアプリケーションにも影響が及びます。

従来のRDBは、厳密なスキーマ情報を前提とするデータベースであるため、「仕様変更=スキーマ変更」となり、さらに適正なパフォーマンスを確保するために「インデックス再設計」が必要でした。

「NeoCore」は、厳密なスキーマ設計を必要としないため、ビジネスサイドからの要求によって発生するスキーマ設計とインデックス再設計にかかるシステムエンジニアコストと時間を大幅に削減する事を可能にしました。

「NeoCore」で設計変更コスト削減

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