過去のNeoCoreサミット

NeoCoreサミット2010「現場革命!!」

講演者に聞く!NeoCoreサミット2010 【エヌディソフト 牧野様】

NeoCoreサミット2010 講演者レポート:エヌディソフト株式会社様エヌディソフト株式会社
営業部
牧野 宏 様

セッションB-2
エヌディソフト株式会社
中国オフショアSIerが語る「中国市場におけるXMLDBの可能性について」
近年、マーケットとして注目されている中国に進出する企業が増えており、日本のSIerはもちろん、これまで日本の企業からオフショア開発を受託していた中国の開発会社も、生き残りをかけて中国市場に進出してきております。
しかし、中国でも上海などの沿岸部では既に海外からの大手企業が参入しており、既に国際競争の様相を呈しているのが現状ですし、内陸部の企業では上流工程を発注できる情報システムに精通した担当者が存在しないため、単純に下流工程だけを担当してきた開発会社や得意分野を持たない開発会社は中国の企業であっても内陸部の仕事を受注し、生き残ることは難しくなっております。
こういった背景の中、日本・上海・南京に拠点を持つRadixSoftグループは5年以上前からXMLDBを使ったシステム開発を行い、CurlなどRIAを使ったシステム開発などで得意分野の技術力を向上させ、上流工程も積極的に請け負うことでナレッジの蓄積を行ってきました。
当セッションではRadixSoftグループの日本営業拠点であるエヌディソフト株式会社の営業部長である牧野宏氏が、中国企業及び中国進出を目指す日本企業を、XMLDBとSIでどのように支援していくか、更にRadixSoftグループは今後、中国市場の中でどのようにして勝ち残っていくのか、中国市場におけるXMLDBの今後の可能性を含めて本音で語ります。
また、インタビュアーは株式会社サイバーテック中国方面ビジネス担当の白井が務めさせていただきます。
講演者:
エヌディソフト株式会社 営業部長 牧野宏氏
株式会社サイバーテック 取締役 白井 千晶
Q1:イベント自体の雰囲気はいかがでしたか?

最初からセッションが2つの部屋に別れて進行したため、お目当てのセッションを聞いて帰られる方が目に付きました。プラスαの情報が入手できるような構成が必要かなと感じました。例えば、最初にメインセッション(主催者主導)でXML DB或いはRDBの動向、研究、販促活動等の基調講演を行い、その後に各セッションに分かれてもらうという形式など。

Q2:XMLやXML DBに対する期待度は感じられましたか?

中国に関心があると言うよりも、まだ、自社にXML DBをどう導入していくか(ソリューション)に興味を持たれている来場者の方が圧倒的に多かったように感じました。

Q3:本イベントを通じて、牧野様が得られたものは何でしょうか?

中国のオフショア企業も、XML DB(NeoCoreXMS)を販売し出したという事実を印象づけた事と、「XMLデータベースのNeoCoreXMSパートナー」というカテゴリの中で会社名をアピールできた事ですね。

Q4:こうすれば良かった、という点があれば教えて下さい。

やはりメインセッションを設け、今回のスローガン(現場革命を強調するような)に沿ったテーマの講演が必要であったと思います。

Q5:本イベントへの登壇は有意義でしたか?

準備不足やインパクト、集客の面で、少し反省点はありましたが、総合的には良かったと思います。

Q6:最後に、XML、XML DBに関する御社の強み、アピールポイントをお書き下さい。

中国の独立系オフショア企業として両方の国文化を理解した中で、中規模日系企業の中国進出における、システム構築に関わる支援、開発、運用までのサービスを行っています。また、日本のソフトウェア/パッケージの中国向けカスタマイズと、中国企業へ展開・サポート支援や、日本でデザインされたパッケージの開発を安価に開発する、オフショア開発も行っております。XML DBの開発に関しては、5年前より南京にNeoCore開発部隊を設置し、技術ノウハウの蓄積を継続して行っております。

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