過去のNeoCoreサミット
2008年10月22日に開催しました、「NeoCoreサミット2008」は、お陰様で多数の方にご来場者頂き、盛況の内、無事終了致しました。サイバーテックでは、「NeoCoreサミット2008」にご来場頂けなかった方に当日の様子を知っていただくためにレポートをさせて頂きます。
1.会場の様子
お申込み頂いた方の約8割・117名の方にご来場頂き、写真の通り会場はほぼ満席となりました。
2.パネルディスカッション 「XMLは本当に使えるのか?」
アジェンダ
1.XMLが実際に使われているシーンについて
2.XMLが使われることによる価値について
3.XMLが生み出す価値の将来性について
「NeoCoreサミット2008」の目玉でもある、パネルディスカッション。今回は業界を代表する4名の「第一人者」の方に御登壇頂きました。事前アンケートでは、約42%の方が「パネルディスカッションを聞きたい」と回答されており、注目度の高いプログラムでありました。
パネルディスカッションでは、株式会社東京証券取引所上場部の吉田幸司氏が、世界に先駆けXBRLを推進・実用化した点をお話頂き、来場者の注目を集めました。マイクロトソフト株式会社システムテクノロジー統括本部の佐藤邦久氏からは、OfficeOpenXMLによる、企業内文書ソリューションについての現状と今後の展望について、創成期からXMLビジネスの第一線で活躍されているインフォテリア株式会社平野洋一郎氏は、XML誕生当初から10年経った現在、そして未来の可能性について熱く語りました。これを受けた、株式会社モディファイの小川浩氏からは、XMLが生み出す価値について「XMLを介したつながりは、インターネット上での人と人とのコミュニケーションにまで影響を及ぼす重要なものになる」とのコメントがありました。
3.ユーザ事例セミナー&インタビュー
第2部は、XML・XMLDBを業務で活用頂いているお客様とベンダ様の両社を招いての事例紹介とインタビューを行いました。通常の事例紹介と違い、XMLDBの良い点や苦労した点などの「生トーク」が聞けたという点が来場者の方に高いご評価を頂きました。
アジェンダ
ユーザ事例紹介1:ドキュメント管理】
ユーザ企業 :株式会社クリエイティブ三創
パートナー企業 :株式会社日本ユニテック
【ユーザ事例紹介2:Webコンテンツ管理】
ユーザ企業 :千代田アドバンスト・ソリューションズ株式会社
パートナー企業 :株式会社ディーネット
マニュアルやカタログ制作のドキュメントの管理にXMLDBを利用されているクリエイティブ三創様は、XMLの採用について、「思ったより敷居が高かった」と語って頂きました。しかし、一方で、「ベンダとの協力関係をしっかり持つことで、OJTレベルから始めて良い形で社内展開する事が出来た」と振りかえっていました。
“社内コンテンツ(ノウハウ)を短期間に外部公開することでビジネスチャンスを掴む”ことを念頭におき、HTMLベースの社内コンテンツを、XMLDBでWebサイトに再利用した、千代田アドバンスト・ソリューションズ様は、RDBとの違いなど、XMLDBを使ったサイト構築の際の苦労した点も含めて、インタビューにお答え頂きました。
4.アンケートの声から
NeoCoreサミット2008終了後のアンケート結果を一部ご紹介致します。
1.来場目的
2.来場者プロフィール
3.満足度(パネルディスカッション)
4.満足度(ユーザ事例セッション)
サイバーテックでは、今後も継続的にXML及びXMLDBの普及啓蒙とビジネス拡大に向けたセミナーやイベントを積極的に展開する予定です。